新年 明けましておめでとうございます。
本年も、昨年同様、教師一同誠意を持った授業をしてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
長いお休みも、もう半分過ぎてしまいました。 生徒の皆さんは、元気に過ごされているでしょうか。 お休み中に、日本語を忘れちゃった、などということのないように、日本語でお話しする機会を意識的に作り、日本語の本を読む努力をしましょう。 学校図書で借り忘れた人は、図書館で借りてみては如何ですか。 教科書の中の、好きなお話を繰り返し音読することもいい練習になります。
読書をしたら、国語のノートでいいですから、その本についてちょっとメモを書いておきませんか。 たくさん読む人は、読書ノートを一冊作るともっといいですね。 いつ、何の本を読んだか、作者はだれか、どういうお話か、どう思ったか、どこがおもしろかったか、を書く癖をつけると、誰に見せるのでもなく、後で自分で読み返してみても、おもしろい記録となります。 絵の好きな人は、登場人物や、面白かった場面のイラストを描くと、もっと楽しいノートになります。 担任の先生に提出してくれると、先生方も嬉しいです。 ノートが一杯になるまで何年かかってもいいですから、小さい頃から、卒業までに読んだ日本語の本を、どんどん書き足せていくと、素敵なノートになると思いませんか。
私の小学生時代の読書ノートは、残っているとしても日本ですし、多分もう捨ててしまったか、捨てられたと思いますが、おぼろげながらどんな風に書いたかを覚えています。 登場人物の名前を書いて、その関係とかを、線で引いた記憶が。 小・中学校時代は、学校図書の本を次々に読んで、図書カード(日付と題名を書くだけ)の、裏表がいっぱいになり、2枚目、3枚目と増えていくのも楽しみで、自慢だったものです。
感想文、となるとグッとつまってしまう人もいるでしょう。 自分の読書ノートは、あまり人に見せることを意識せず、気軽に書きたいだけ書いて、日付と題名だけでもいいのです。 感想文が宿題に出た時に、わざわざ新しい本を探さなくても、きっと役に立ちますし、知らず知らずの内に、文を書く練習にもなっているはずです。 宿題だからと、やらねばならぬ、やらされているという事でなく、自分からの興味、普段のマメさが、知識や教養となって、着実に身に付くことでしょう。
4学期に入ると、学年末学力テストが行われます。 今まで習ったことの総復習でもあり、進級のための、これだけは押さえておいて欲しい課題のテストでもあります。 各学年とも、「ここを復習しましょう」「こういう問題が出ますよ」 など、担任の先生より、復習のポイントが示されていると思います。 テスト実施までに、まだ約1か月ありますので、計画的にテストに向けて学習を続けてください。 範囲が広いうえ、国語と算数と、2教科のテストですから、今日見直して明日に備える、というわけにはいきません。 ここでも、普段の地道な学習、日常でどれだけ日本語に接しているか、が問われてきます。
毎年、年頭には、「今年の目標は・・・」 というお話をしてまいりました。 殊更、何にしよう?と考えずとも、生徒の皆さんにとっては、新しい学年、スポーツや、おけいこ事で、すでに目標があることでしょう。 目標には、小さな目先の目標から、大きな数年後、10年後の目標まで様々です。 低学年の皆さんにとっては、まだまだ漠然としている将来も、中学生、卒業目前の皆さんには、それなりに具体的になってきていることでしょう。
目標は、持たなければ近づいて行けません。 目標がなければ達成することもできません。 今の自分をよく見て、考えて目標を立て、立てたら逆算して、では今自分は何をすればこの目標に向かって歩いていけるのか、一歩一歩進む方向を考え、実行の努力をしましょう。 どんなことでも、一時に大きなことをするのは大変です。 計画を立てないと失敗し兼ねません。 塵も積もれば山となる。 一つ一つ、できる事を、できる時に、着実に。 努力も必要ですから、もし自分で、十のうち半分の五くらいはできるかなあ、と思ったら、目標は六に置いてみましょう。 それが、無理のない、少しの努力です。 それが達成できたら次は七を目標に。
補習校生徒の皆さんは本当に努力家だ、といつも思っております。 保護者の方たちも、毎週の宿題と日々の学習面を支えて下さって、その努力は計り知れないものと感じております。 輝かしい未来に向かって歩む皆様の人生に、少しでも係わっていられることは、我々教師たちの誇りでもあります。 これからも教師一同、一層の楽しく工夫されよくわかる授業を進めていく所存です。 子育ては、保護者の役割、教育者の役割、社会の役割、国家の役割と、そして本人の役割と一体となって、人一人が成長していくのです。 どの役割が欠けることも好ましくありません。 本年も、皆様と共に歩めることを、大変喜ばしく思うとともに、保護者でなければできない、若しくはすべき事、そして生徒本人の、自覚、努力、を期待しております。
ケアンズ日本語補習授業校
校長 キャメロン紀子
